ホロスコープでは、10個の天体が一番重要なんだよね!
天体についてもっと知りたいよ~!
その通りじゃ。天体が、ホロスコープの主役じゃ。
それでは、天体について今回もいろいろ教えていこうかのう。
10個の天体の年齢域
天体には、人が生まれてから死ぬまでの一生の間に、主に使う年齢域があります。天体の順番は、地球から見て、地球から見て一周するのが速い順に天体を並べたものです。
天体の年齢域で、人の成長・人生の流れを見ていくと、人生とは、「気持ち(☽)を満たし安定させ、言葉を学び(☿)、生きる喜び(♀)を見つけ、自分の生きる目標(☉)に向かい行動し(♂)、自分の可能性を広げ(♃)、自分のやれることを責任をもってやり遂げ(♄)、その後は、自分を新たに変え(♅)、理想の姿、理想の世の中のを目指し(♆)、最終的に本物をめざす(♇)」旅であると言えます。
該当する年齢域でその天体を充分に使うことで、自分の中にある天体をうまくつかうことができるようになります。
成長とともに、どんどん使える天体を増やしていくことで、自分の可能性も広がります。
反対に、充分に使うことができていないと、年齢域を超えてもうまく扱うことができず、生きにくい状況につながります。使わない限りは、天体はコントロール不可能なエネルギーです。
例えば、月をうまく使えていないと、心が不安定で傷つきやすく、不安が高まります。無意識のエネルギーなため、自分で対処もできず感情に翻弄されてしまいます。
うまく使えていない天体があると感じたら、今からでもその天体の課題を意識してみることが大切です。
10個の天体のヒエラルキー
天体には、潜在的に持つパワーの違いがあります。ヒエラルキーの高い天体ほど、強い影響を及ぼします。この天体の並び順も、地球から見て一周するのが速い順です。早い天体ほど、様々な影響を受けやすく天体自体のパワーが弱く、傷つきやすく、遅い天体ほど、他からの影響が少なくパワーが強いと言えます。
天体のパワーは表の通りですが、個性を見る時に重視する5つの個人天体の中では、太陽と月が重要で、個人の性格に大きな影響を及ぼします。この2つの天体は、ライツといい、地球から見ると光輝いてる星で、ホロスコープ上では、自分そのものを指すからです。
ルーラーシップ(支配星)
天体には、支配する星座があります。空の太陽の通り道を黄道と言い、その黄道上にある星座が、12星座です。
12星座には、それぞれにルーラーとよばれる支配星があります。ルーラーとは、星座を支配する天体です。天王星・海王星・冥王星が発見される前から、ルーラーシップの考え方はあり、天王星発見以前は、月と太陽が一つの星座、水星、金星、火星、木星、土星が二つの星座のルーラーでした。
天体の配置は、一番明るい夏の季節に太陽が滞在する星座(蟹座♋・獅子座♌)に、ライツの太陽☉と月☽を配置し、そこから、足の速い(公転周期が短い=地球の周りを一周するのが早く見える)天体から両脇に配置していきました。
そして、天王星以遠の星が発見されるたびに、どの星座にするか決めて、現在の形になりました。
このルーラーの天体と星座の意味は重なる部分が多いので、繋がりを理解していると、天体と星座の両方がわかりやすくなります。
天体だけでも、内容がもりだくさんだね~!
天体には人生に当てはまる年齢域があって、それぞれの天体のパワーの違いもあるんだね!!そして、天体ごとに支配する星座があるんだね!
ほっほっほ。よく理解しておるな。しかし、まだまだ、奥が深いぞ~。
次から、天体を一つずつ理解していくぞ。
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