10天体は、太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星…えっと、はじめは何の天体から教えてくれるの??
そうじゃなぁ、太陽と月が光輝くライツでどちらも大切なんじゃが…
やはり、太陽からいこうかのう。
太陽の基礎知識(宇宙)
太陽は、宇宙の中の銀河系の中の恒星(自ら輝く星)の一つです。太陽の重力で、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の惑星が太陽の周りを公転し、太陽系を形成しています。
太陽の直径は、1,392,000㎞で、地球の約109倍の大きさです。また、重さは、地球のおよそ33万倍の重さです。太陽は、生まれてから約46億年の歴史を持つとされています。ちなみに、太陽のような恒星には寿命があり、太陽と同じくらいの重さの恒星の一生は100億年ほどです。
太陽の基本知識(占星術)
太陽の年齢域は21歳~28歳・28歳~35歳と長く、通常の2倍ほどの期間が当てられています。太陽の課題にしっかり取り組むことが人生の中で大切ということです。
太陽は、個人天体で、個人の性質や性格を占う際に非常に大切にります。
ホロスコープでは、太陽は、光り輝く天体で、ライツといいます。同じくライツである月が対になる天体です。個人の個性などを見る場合は、太陽と月が基本的な性質を表します。
また、太陽は、獅子座のルーラー(支配星)です。
神話の世界でも星と神々が関連付けられることが多く、ギリシャ神話ではアポロンが太陽神とされています。ギリシャ神話の世界と占星術の天体では意味が重なる部分も多く、理解を深めるのに役立ちます。
太陽の象徴のキーワード
ネイタルチャートのホロスコープ上での太陽の意味について説明します。
太陽は、公の自分と言われます。外に向けて出す部分で、その人の公的な姿です。つまり、他人に見せる姿であり、意識的な部分です。
また、太陽はその人の「人生・生き方・生きる目的・目標・自分らしさ」と言われますが、人生の目標に向かっていく力です。太陽は、男性的なエネルギーを持っており、人生を前に進める力です。その力は、未来志向で、発展を希望します。様々な経験を糧に成長していきます。能動的・積極的・意識的に取り組むことで、人生の目標に到達します。
言い換えると、能動的に動かないと人生の目標には到達できないということです。
太陽の力を使い、能動的に取り組んだ結果、成果が出ると、達成感につながります。結果で社会的な評価につながると、地位・肩書・権威などにつながります。
また、太陽のある星座は、その人の人生の価値観を表しています。
太陽は獅子座のルーラーです。獅子座は、あきらめない気持ちやプライド、情熱がキーワードの星座です。自らを輝かせ、人に魅せていく星座です。太陽の意味に、獅子座の意味も含まれており、体系的に理解するのに役立ちます。
ギリシャ神話での太陽の神・アポロン
アポロンは、全知全能の神、ゼウスの息子です。アポロンは双子で、妹(姉とする説もあり)のアルテミスは月の女神です。月と太陽は二つで一つで深いつながりがあるなのが、ギリシャ神話でもわかります。アポロンは、芸術や医学、音楽の神でもあります。
アポロンは、ローマ神話ではアポロと呼ばれており、NASAの有人宇宙飛行プロジェクト「アポロ計画」も、これに由来しています。
太陽って輝いていて、大きくて、46億年もの歴史があって、すっごーい星なんだね!人は、そのすごい星「太陽」を目指して、成長するんだね!
ほうほう、良いことを言うではないか、ロジー。みな太陽を目指し、努力して成長してゆくのじゃよ。
次の回では、太陽と対になり、同じくライツの「月」を学んでいこう。
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