今回は金星がいいなぁ~!キラキラなイメージで楽しそう~!
ほうほう。金星のイメージが正しくできておるなぁ。では、今回は、金星について詳しくみていくこととするかのう。
金星の基礎知識(宇宙)
金星は、太陽系で太陽に近い方から二番目の惑星です。地球からみた金星は、太陽の近くに見えます。大変明るく輝く美しい星で、日本では、夕方に西の空に見える「宵の明星」、夜明けに前に東の空に見える「明けの明星」として親しまれています。しかし、その美しさに似合わず、金星は厚い硫酸の粒でできた雲に覆われ、地表は高温で気圧が高く、非常に厳しい環境です。金星は、大きさ重さともに地球と同じくらいです。
金星の基礎知識(占星術)
金星の記号は ♀ で、女性的な天体です。この、♀のマークは、女性の持つ手鏡を模したと言われており、天文学や占星術において金星を指すだけでなく、広く女性を意味する記号としても使われています。
金星の年齢域は14歳~21歳で、自分だけの楽しみを見つけたり、友人との調和的なつながりを学んだり、自分を着飾ることに関心が出たり、恋愛を楽しんだり年齢です。
金星は、個人天体です。女性的な天体であり、対になる天体は火星♂です。
また、金星は、牡牛座と天秤座のルーラー(支配星)です。
神話の世界でも星と神々が関連付けられることが多く、ギリシャ神話ではアフロディーテが金星の女神とされています。
金星の象徴のキーワード
ネイタルチャートのホロスコープ上での金星の意味について説明します。
金星は、とても明るく輝くことから、美しさの象徴です。また、キラキラ、ワクワクすること全般を意味します。そこから、「美・楽しみ・愛」を意味します。
金星は、美しさを象徴で、その人の持つ美的センスやバランス感などを表します。センスはおしゃれやファッションやインテイリアなどにつながります。また、バランス感は、人との関係にも影響します。人と調和的・友好的な関係を築いたり、人と仲良くするために、人への感謝・賞賛な情緒的な交流をしたりします。そして、それは、平和や友愛・慈悲につながります。
金星は、ワクワクするような楽しみを求めており、買い物、グルメ、コレクションなど、趣味やその人の心を潤す・心が躍るような楽しい活動を意味します。
また、金星は、愛を意味しますが、金星の愛は、受け身な愛です。「愛される喜び」がメインになります。金星では、愛され方の好みが表れます。愛されるために、着飾ったり、きれいに見せたり、かわいく見せたり、官能的に見せたりといった演出をします。
金星は、にこにこして、おしゃれをして、流行に乗った女の子というイメージです。そして、金星の活動にはもれなくお金がかかります。おしゃれな服や、おしゃれな店でのグルメなごはん、趣味の活動に、おしゃれなインテリアなどが、金星の表すことですが、「金」星だけに、基本的にどれも、お金がかかります。
また、金星は、牡牛座と天秤座のルーラーです。金星の意味合いの中でも、牡牛座が私的(月)で、天秤座は公的(太陽)と整理できます。牡牛座は、私的(月的)で、自分の内側に意識が向かっており、物事と自分との調和に意識が向き、もともと持つセンスや本物志向・グルメなどを表します。天秤座では、公的(太陽)自分よりも意識が他者に向かっており、バランス感や人との調和、おしゃれなどを表します。
ギリシャ神話での金星の女神・アフロディーテ
惑星の中でも特に明るく見える金星は、美の象徴とされ、ギリシャ神話では、美の女神アフロディーテにあてはめられます。アフロディーテの息子に愛の神エロスがおり、二人が神々の宴の最中に現れた怪物から逃げるために、2匹の魚に姿を変え、はぐれないようにリボンで結んだ姿が魚座となっています。
ちなにみアフロディーテはローマ神話ではウェヌスで、英語名はヴィーナスです。
う~ん、金星ってきれいで楽しくて素敵☆楽しいことたくさんすることは、金星を使っているということかしら??
そうじゃな。たのしくてワクワクするようなことは、金星を使っているということじゃ。ホロスコープにある星どれもうまく使えるようになるとよいな。
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