天王星 ♅

独学でホロスコープのお勉強・天体
ロジー
ロジー

今回から、スピリチュアル天体!でも、天王星も海王星も冥王星もどんな星だかさっぱりわからない~

ホウ先生
ホウ先生

ロジーにはあまりなじみのない星たちじゃな。まずはイメージをつかめるようにしていこう。まずは、天王星からやっていこう。

天王星の基礎知識(宇宙)

 天王星は、地球の約4倍の大きさですが、地球から遠くはなれているため、肉眼では確認することができません。1781年に、新たな惑星として発見され、ウラヌスと名前がつけられました。天王星は、ウラヌスの中国語訳で、そのまま日本でも使われています。

 おもに水とメタン、アンモニアなどの氷でできています。大気にもメタンが含まれ、メタンは赤い光を吸収するため、天王星は青く見えます

 他の惑星と異なり、自転軸がほぼ横倒しなため、環が縦に見えるのが特徴的な天体です。

天王星の基礎知識(占星術)

 天王星の記号は ♅ で、天王星はトランスサタニアンで、スピリチュアル天体です。

 トランスサタニアンとは、「土星外天体」のことで土星よりも外側の天体を指します。占星術では通常、天王星と海王星、冥王星を指します。これらの天体は、目視で見ることができず、占星術が編み出された時期にはまだ発見されていなかった天体です。

 このトランスサタ二アンは、遠くにあることから動きが遅く、世代が同じ人たちはの天王星・海王星・冥王星の星座はだいたい一緒になります。そのため、この天体は、世代の雰囲気を作り出すと言われています。個人の性格の表れ方というよりも、無意識的で潜在的に作用します。そのため、意識でのコントロールが難しく、スピリチュアル天体とも呼ばれます。また、トランスサタ二アンの天体は、発見された時の象徴的な出来事が天体の意味となっています。

 天王星は、一つのサインに7年ほど滞在し、約84年かけて一周します。

 トランスサタにアンにはそれぞれが独立しており、対になる天体はありません。

 また、天王星は、水瓶座のルーラー(支配星)です。天王星が発見される前は、土星が水瓶座のルーラーでしたが、発見後、占星術者たちがどの星座がいいか検討した結果、水瓶座になりました。

 神話の世界でも星と神々が関連付けられることが多いですが、天王星は近代になってから発見されたので、古代ではまだ存在を知られていませんでした。天王星が発見されたのちに、他の惑星にならってギリシャ神話の神ウラヌスがあたはめられ、そのまま天体の名前もウラヌスと名付けられました。天王星は、ウラヌスの中国語訳で、日本ではそのまま使われています。

天王星の象徴のキーワード

 ネイタルチャートのホロスコープ上での天王星の意味について説明します。

 天王星が発見された時代、フランス革命産業革命が起こり、人々の意識が大きく変化しました。そのため、天王星は改革・革新・変化・改良の星などと言われています。

 古いものを壊して新しくするのが天王星です。今あるものを、改良し、リニューアルします。

 常識に囚われず自由個性を好みます。オリジナリティを求めます。その結果、新たな発見発明につながります。

 また、天王星は、予想不可能変則的なことを表す天体です。電撃的ハプニング突発的などの意味もあります。

 その他、目に見えないけどある「電波」の意味もあり、インターネットネットワークデジタル技術なども意味します。

 天王星は、水瓶座のルーラー(支配星)です。天王星は、望遠鏡が発明され、新たな惑星として発見されました。発見後に、占星術師たちが、天王星のルーラーとしてふさわしい星座を検討し、水瓶座にしました。水瓶座は、理念進歩改革自由個性の尊重などの意味のあるサイン(星座)です。

ギリシャ神話での土星の神・ウラヌス

 神話の世界でも星と神々が関連付けられることが多いですが、天王星は近代になってから発見されたので、古代ではまだ存在を知られていませんでした。そのため、天王星が発見されたのちに、他の惑星にならってギリシャ神話の神ウラヌスがあたはめられ、そのまま天体の名前もウラヌスと名付けられました。

 ウラヌスは、クロノスの父で、ゼウスの祖父です。全宇宙を最初に統べた神様です。宇宙の神、天空の神などと呼ばれます。

 ウラヌスは星の散らばる宇宙全体の神ではありましたが、存在は希薄で古代ギリシャでは信仰心をあまりもたれませんでした。天空の神ウラヌスと、大地の神ガイアから、クロノスなどの神々が誕生しています。

 

ロジー
ロジー

天王星が発見された時期の出来事が、天王星の意味そのものになって、それが納得いくなんて、星って本当に不思議だね。

ホウ先生
ホウ先生

宇宙と人の意識はリンクしているからじゃ。人の意識の変化とともに、星も新たに発見されたのじゃ。

コメント

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